7月8日、ポレポレ俳句部を行いました。
今回のお題
「麦茶」 きごさい歳時記によると、麦茶は麦湯の子季語となっていました。
麦湯(むぎゆ)
【子季語】
麦茶/冷し麦茶
【解説】
殻付きのままの大麦を炒って煎じた飲料水のこと、冷やして飲むことが多く香ばしい。あっさりしていて安く、庶民的な夏の飲み物である。今では麦茶と称されるのが一般的である。天保の頃から往来に茶店を出し、麦湯を売ることが行われていた。
引用:きごさい歳時記
最近は、やかんで沸かす家庭も減ってきているのではないでしょうか。
作品発表
当季雑詠または「麦茶」 ーーー
モロゾフのコップにそそぐ麦茶かな(紙の舟)
恭しくねえねに運ぶ麦茶かな(のん)
喉元に悲しき冷し麦茶かな(松竹梅)
強敵を前に冷や汗麦茶飲む(お菓子)
七月や目標を持てる有難さ(森の中の田んぼ)
麦茶でもいかが辿り着きたる人(楽来)
ポレポレ俳句部は、毎月第2土曜日13:30~開催しています。 開催場所は寝屋川市のNEFNE(ネフネ)です。 初心者歓迎。どなたでもお気軽に遊びにきてください。
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